特集 理学療法士がめざす安心と安全
地域事業所における理学療法士の安心・安全への取り組み
布施 智行
1
Tomoyuki Fuse
1
1さかいリハ訪問看護ステーション・東京 小岩支所
キーワード:
接遇礼節
,
共通アセスメントシート
,
ミニカンファレンス
,
安信
Keyword:
接遇礼節
,
共通アセスメントシート
,
ミニカンファレンス
,
安信
pp.355-361
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201507
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「安心と安全」について
本稿の執筆にあたって,在宅の理学療法士が取り組んでいる安心と安全とはどのようなものがあるか,あらためて考える機会となった.「安心と安全」という広義な言葉のなかには,サービスを受ける「利用者にとっての」と,サービスを提供する「理学療法士にとっての」という2つの意味があるように思う.
サービスを受ける側が感じるものと,提供する側が感じるものとでは,内容が異なるが,相互に満たされていない状況ではよいパフォーマンスは発揮できない.本稿では,病院や施設とは異なる在宅という環境における特異性も踏まえ,双方の視点から「安心と安全」について述べてみたい.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.