特集2 これまでの10年とこれからの10年—理学療法の発展と課題と夢
病期別理学療法の歴史—急性期理学療法
横田 一彦
1
Kazuhiko Yokota
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション部
キーワード:
診療報酬
,
早期介入
,
理学療法
Keyword:
診療報酬
,
早期介入
,
理学療法
pp.89-92
発行日 2016年1月15日
Published Date 2016/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200457
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はじめに
医学・医療とその関連領域の発展と進歩とともに,理学療法士の対象とする疾患,障害も変化してきている.急性期医療においては,低侵襲手術の発展,臓器移植の安全性向上,再生医療の発展などがあり,10年先がどのような状況になるか想像するのは困難であるが,本稿では急性期理学療法について,ひとつの指標として診療報酬を取り上げ,その変遷と今後への期待を述べてみたい.
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