学会印象記 第16回日本義肢装具学会学術大会
評価のあり方を再確認した学会
廣澤 勝利
1
1帝京大学医学部附属溝口病院リハビリテーション部
pp.70-71
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105735
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第16回日本義肢装具学会学術大会が,札幌医科大学整形外科教授・リハビリテーション部部長の石井清一先生を大会長とし,「環境に適応した義肢装具を求めて」をメインテーマに,札幌市内の北海道厚生年金会館において,平成12年10月13,14日の2日間の日程で開催されました.
学会が開催された北海道は年間4~5か月は降雪に見舞われるとのことでした.雪のない生活環境で暮らす身にとって,その生活環境を想像するのはなかなか困難なことのように思いました.石井先生は,学術大会の開催に当たり,義肢装具を考えることは実際にそれを装着する個人の環境(個人の特性)にいかに適応させるかが,最終的な目標となると述べられました.
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