特集 21世紀の理学療法教育
大綱化と教育環境の変化
潮見 泰藏
1,2
,
内山 靖
2,3
,
松田 祐一
3
,
西條 富美代
1,2
Shiomi Taizo
1,2
1国際医療福祉大学保健学部理学療法学科
2(社)日本理学療法士協会教育部
3群馬大学医学部保健学科基礎理学療法学専攻
pp.851-856
発行日 2000年12月15日
Published Date 2000/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105677
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1.はじめに
平成11年4月に指定規則の改正が行われ,理学療法士養成施設(以下,養成施設)では新しいカリキュラムに基づいた教育が開始された.本改正の狙いの1つには「教育の大綱化」が挙げられる.
本稿では大綱化の意味について,まず指定規則改正の背景と経緯について整理し,新たな指定規則の概要について述べる.また,指定規則改正後の教育環境がどのように変化し,今後どのような変化が予想されるのかについて各養成施設へのアンケート結果を踏まえて検証する.
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