学会印象記 第32回日本作業療法学会
作業療法の来し方を振り返り,未来を展望する学会
西條 富美代
1
1国際医療福祉大学保健学部理学療法学科
pp.802-803
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105168
- 有料閲覧
- 文献概要
1998年6月17,18,19日の三日間,宇都宮市にある栃木県総合文化センターにて第32回日本作業療法学会が行われました.私は幸いにして初めて本学会に参加することができましたので,その印象と感想を簡単に報告します.
本学会のテーマは「ふり返りそして新たな展開へ―作業療法の成果―」でした.福田恵美子学会長は,プログラムの学会長挨拶のなかで“OTが残してきた足跡を振り返り,じっくりと見つめ直し,世の流れと共に,社会に求められるであろうOTの新たな展開を摸索したいと考えました.”と述べられています.介護保険法の成立やケアマネージメントの導入など,世の中の変化に台わせたOTを展開していくために今までを見つめ直し,今後の方向性を考えるために今回のテーマとなったようです.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.