特集 カンファレンスの在り方
私のカンファレンス考:時計台病院式ケースカンファレンス/多職種間会議―地域に関わるPTとしての責任/患者・家族も同席するカンファレンス/忙しいからこそカンファレンスを!/カンファレンスとチームアプローチ/コミュニケーションの手段として/チームアプローチとしてのカンファレンスと理学療法/良きチームアプローチの構築のために/施設に合ったやり方で創意工夫を!/情報の共有から問題の解決へ/「学科内会議」についての私見/臨床と教育の狭間で/言葉で伝えることの難しさ/カンファレンスの成果を医療サービスの改善へ/“つまらない会議”の方程式/理想のカンファレンスとは/スタッフの“やる気”が支えるカンファレンス/“専門性”という言葉の盾を取り除こう/型にはまった会議は不要/単なる“伝達の場”としてでなく……
湯元 均
1
,
下谷 守
2
,
都竹 誠
3
,
鈴木 康夫
4
,
吉野 奈奈
5
,
星 永剛
6
,
隆島 研吾
7
,
内田 成男
8
,
辻原 美智雄
9
,
熊田 仁
10
,
後藤 昌弘
11
,
中川 法一
12
,
湯浅 英夫
13
,
永冨 史子
14
,
薬師寺 高明
14
,
三谷 管雄
15
,
梶村 政司
16
,
越智 淳子
17
,
金指 巌
18
,
髙﨑 伸一郎
19
,
渡部 雄一
20
1時計台病院リハビリテーション部
2六合温泉医療センター 理学療法科
3埼玉県総合リハビリテーションセンター理学療法科
4秩父第一病院理学療法科
5日産厚生会玉川病院リハビリテーション科
6国立習志野病院理学診療科
7横浜市立大学医学部附属浦舟病院リハビリテーション科
8慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター
9国立山中病院機能訓練室
10大阪医科大学附属病院リハビリテーションセンター
11藍野医療技術専門学校
12大阪大学医学部附属病院理学療法部
13医療法人浄風会河本病院理学診療科
14川崎医科大学附属病院リハビリテーションセンター
15医療法人共済会清水病院理学診療科
16中国電力株式会社中電病院理学診療科
17広島県立保健福祉短期大学理学療法学科
18松山市保健センター
19恵山会丸山病院理学診療科
20若楠療育園
pp.595-612
発行日 1995年9月15日
Published Date 1995/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104370
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昭和30年代から50年代のリハビリテーションは温泉治療の収容型が中心であり,当院院長はその頃,約2年間シカゴのノースウエスタン大学でリハ医学を学び,帰国後,収容型のリハ医療を経験した.それらの経験をもとに院長は昭和57年,在宅生活を中心に据えた都市型のリハ病院を志向して札幌市の交通の便の良い中心地に当院を開設した.以下では,当院入院患者のリハ診療方針を設定するためのカンファレンスについて述べる.
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