新人理学療法士へのメッセージ
皆さんにささげる五つのポイント
島田 裕之
1
1希望病院リハビリテーション科
pp.272-273
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104270
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<初めに>
はっきり言って私は,まじめな学生ではありませんでした.授業はさぼるし,出席しても居眠りはするしで,今考えると,貴重な時間を無駄にしていたと,深く反省しています.しかし,こんな私でも,ある「きっかけ」で自分でも驚くくらいまじめになってしまいました.(自分で言うのはおかしいけれど御容赦ください.)このような私が,新人の皆さんに立派なことは言えませんが,そのまじめになってしまった「きっかけ」について述べさせていただきます.また,理学療法士として2年間という短い期間ではありますが,その中で経験し,現在,痛感している5点,「学習とは何か」・「チームアプローチ」・「必要なのは情熱である」・「まず始めることがたいせつだ!」・「研究家としての理学療法士」について,甚だ私見ではありますが,本音をお話しします.新人の皆さんが,それぞれ私の考えについて評価していただければ幸いです.
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