Japanese
English
特集 脳性麻痺児の生活指導
脳性麻痺児の排便指導
Guidance of Daily Life for Children with Cerebral Palsy: Guidance in Defecation for Children with Cerebral Palsy
山川 友康
1
,
新井 睦美
1
,
馬場先 俊仁
1
,
森 知子
1
Tomoyasu YAMAKAWA
1
,
Mutsumi ARAI
1
,
Toshihito BABASAKI
1
,
Tomoko MORI
1
1姫路市総合福祉通園センター
1Himeji City Centre for the Handicapped.
pp.815-821
発行日 1993年12月15日
Published Date 1993/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103883
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1初めに
日常生活勤作の中で,排泄動作に多様な問題を抱える脳性麻痺児は多い.しかし排便の問題を考えるとき,便秘に関する文献は多いが,脳性麻痺児の生活の視点から排便指導を位置付けた報告は少ない.
今回,排便の問題を乳幼児期からの発達学と,排便の生理学的メカニズムの両面から捉えるとともに,療育サービスにおける生活指導の重要な部分として,排便の評価と指導プログラムを整理した.また,重度から軽度まで障害レベルの違う脳性麻痺児の,さまざまなケースの排便の自立についても考えてみたい.
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