報告
富山県下における理学療法士推定必要数について
寺田 一郎
1
,
福江 明
1
,
山崎 真由美
1
,
河合 直樹
1
,
柴田 浩之
1
1富山県理学療法士会理学療法士推定必要数算定委員会
pp.425-428
発行日 1993年6月15日
Published Date 1993/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103773
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Ⅰ.初めに
21世紀に空前の高齢化社会を迎えようとしている我が国では,厚生省により保健・医療・福祉にわたる一環したサービス体系が検討され,「高齢者保健福祉推進十ヶ年戦略(ゴールドプラン)」が推進されている.
本県でもすでに,「富山県地域医療計画」が策定されており,その中では,医療・福祉施設と地域とを結ぶリハビリテーション体制の確立が謳われている.今後は,マンパワーの主力として,理学療法士は医療のみならず,保健・福祉分野でもその必要性が高まってくると予想される.
このような状況を踏まえ,本県理学療法士会では,理学療法士推定必要数を算定することとなり,われわれがその任に当たった.
今回,その結果に若干の考察を加え,ここに報告する.
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