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編集後記
福屋 靖子
pp.214
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103713
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障害をもった新しい生活をどのように組み立てていったらよいのか?この生活メニューを習慣化できるものとして援助していくためにはどうしたらよいだろうか?これはすべてのリハビリテーション関係者の課題であり,かつ在宅リハビリテーションに関わる理学療法士の戸惑うところでもある.
にもかかわらず,生活指導に関するテーマは学会でも,本誌でも今まで少なかったように思う.本号の特集「障害者と生活指導」は生活指導技術としての専門領域の足がかりとなればうれしい.はからずもプログレス欄の中川氏は“保健・医療の行動科学”の中で,生活を変えるための防御的な構えを緩めさせる条件についてふれておられる.
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