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編集後記
福屋 靖子
pp.442
発行日 1989年6月15日
Published Date 1989/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102805
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新年度の慌しさも一段落し,希望に溢れるさわやかな季節となりました.新理学療法士諸氏はいかがお過ごしですか?国家試験の発表でホッとしたのもつかの間そろそろまた勉強しなくてはと気がかりな時期かと推測します.何事も初めが肝心で職業人としての良い習慣も悪い習慣も初めの1年間が鍵を握っています.大学病院における医師の研修の厳しさと一年後の生長ぶりには驚嘆させられます,残念ながら理学療法士の卒後教育はまだ自己研修に依存しており,そのため,初めの1年の意識と行動で大きな格差が生じやすいようです.
医学の進歩は日進月歩で理学療法も例外ではなく,それに遅れないためには専門誌に目を通すのがいちばん良いとされています.
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