理学療法学科新入生への学生生活オリエンテーション
臨床で一年を経過して
三木 康弘
1
1愛宕病院リハビリテーション科
pp.272-273
発行日 1990年4月15日
Published Date 1990/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103001
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1.初めに
新入生の皆さん,理学療法士を目指してのおのおのの養成校へのご入学おめでとうございます.数年前の私は入学できた喜びと同時に,理学療法士を一生の仕事として選んで良かったのだろうか?卒業後理学療法士としてりっぱに社会に貢献できるだろうか?という不安のスタートだったことを思い出します.理学療法士という職業について,漠然とした知識(各学校の入学案内のパンフレットで得た程度)しかもたなく,入学した状況でしたので無理もありません.しかし,理学療法士を目指しての三年間の学生時代はさまざまなことを考えさせられ,これからの私にとって大きな比重を占めるだろうと思われる三年間となりました.
理学療法学科へ入学した新入生に,先輩としての助言ということで,学生時代の反省と理学療法士として臨床一年を経過し感じていることを述べてみたいと思います.
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