学会印象記
―●第44回日本理学療法学術大会―理学療法エビデンスの構築へ―From Tokyo
吉田 敏朗
1,2
,
門川 明広
1,3
,
湯地 忠彦
1,4
,
河野 芳廣
1,5
1第46回大会
2宮崎リハビリテーション学院
3都農町国民健康保険病院
4藤元早鈴病院
5宮崎善仁会病院
pp.914-915
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101508
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はじめに
入梅とも思える小雨の中,2009年5月28~30日までの3日間,「EBPTの構築を目指して」というテーマで,第44回日本理学療法学術大会が開催されました.会場は東京都にある「東京国際フォーラム」でした.私たちが会場に到着した時には,既に多くの会員が広大な空間を闊歩する様子から「活気」を強く感じました.大会参加を終えて思うことは,若い理学療法士が年間8,000名以上輩出される中,これからの理学療法に夢をつなぐために今何を成すべきか? を再考しなければいけない時期を迎えているのだということです.そのような中で,「理学療法エビデンス」をキーワードに,科学的根拠を提唱する号令が日本の中心である東京から発せられた大変意義深い大会でした.
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