プラクティカル・メモ
可撓性プラスチックキャストによる簡易装具の作製経験―高度な足部変形に対する起立練習用として
平山 史朗
1
,
宮本 忠司
1
,
山﨑 裕子
2
,
井手 昇
1
,
渡邉 英夫
1
Hirayama Shiro
1
1社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科
2医療法人宏徳会西整形外科医院リハビリテーション科
pp.232-233
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101372
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下肢装具は早期の起立,歩行練習の際に重要であるが,治療現場で装具が必要だと判断したら,すぐに装着できることが望ましい1).今回,両側の足関節と足部に高度な変形を来し,起立が不可能であった症例に,可撓性プラスチックキャストを用いて即席下肢装具を作製し,理学療法に役立てたので報告する.
なお,症例提示にあたり,患者本人および家族には掲載に関する同意を得ている.
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