学会印象記
―第43回日本理学療法学術大会―理学療法士のあり方を問う
堀 信宏
1
,
槇林 優
2
,
橘田 正人
3
,
北村 良彦
4
1平成医療専門学院
2木沢記念病院中部療護センター
3多治見市民病院
4岐阜県総合医療センター
pp.770-772
発行日 2008年9月15日
Published Date 2008/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101253
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はじめに
2008年5月15~17日までの3日間,「理学療法のTotal Quality Management~時代が理学療法士に求めるものは何か~」というテーマで第43回日本理学療法学術大会が福岡県にて開催されました.近年,養成校の急増とともに,年間1万人を超える理学療法士のタマゴが育成されています.その一方で,医療費削減の流れの中で,診療報酬点数上は理学療法という言葉が消滅し,点数も削減されるという厳しい状況にあります.そのような中で,今,必要なのは大会テーマが示すとおり,理学療法士という職種を改めて見つめ直し,変化(=進化)することだと思います.福岡大会はそれを考える貴重な機会でありました.
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