学校探検隊
加賀百万石だより
洲﨑 俊男
1
,
白田 紀子
1
1金沢大学医学部保健学科
pp.684-685
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100868
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大学の概要
金沢大学医学部保健学科は平成7年10月,国立4年制大学としては全国で3番目に開設された.看護学,放射線技術科学,検査技術科学,理学療法学,作業療法学の5つの専攻を有し,1学年200名の国内最大規模の保健学科となった.さらに平成12年に大学院修士課程,14年に同博士課程を設置し,国内有数の総合的理学療法学教育機関となった.その前身は昭和54年4月(養成校として17番目に設立)に3年制短期大学として文部省が初めて設置した,いまや伝統を持つ学校の一つである.
大学の周辺環境と金沢気質
学舎は,金沢市中心部を流れる犀川と浅ノ川の間に位置する市内東部の小立野台鶴間地区にある.かつて金沢大学は「城の中にある大学」として全国的に有名であった.現在は,城内にあった学部などの組織は市内東北部丘陵地帯の角間地区に総合移転(ただし最終的に医学部のみ小立野台に残る)したため,教養的科目を履修する1,2年次の学生には角間と鶴間キャンパスとの往復はかなりの不便さをもたらしている.
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