学校探検隊
「理学療法士である前に社会人である」を忘れない理学療法士の育成を目指して
遠藤 敏裕
1
,
半田 健寿
1
,
吉崎 邦夫
1
,
宇都宮 雅博
1
,
田邊 素子
1
,
黒岩 千春
1
,
小高 千代
1
,
鈴木 園恵
1
1郡山健康科学専門学校理学療法学科
pp.66-67
発行日 2007年1月15日
Published Date 2007/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100637
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「本校の紹介」
本校は東北新幹線郡山駅から車で約10分の距離で,国道4号線と49号線が交わるところにある.2003年3月に,こおりやま東都学園 郡山健康科学専門学校として現在のメンバーで新しく出発した.本学科以外にも作業療法学科,介護福祉学科,柔道整復師学科があり「高度な知識,技術の伝達」を各学科の共通テーマとして日々学生と奮闘している.また姉妹校の東都国際ビジネス専門学校が近くにあり,医療事務学科,ウエルネストレーナー学科,トリマー学科などがある.
本校では臨床も研究もできる理学療法士を教育するためには,まず教員が研究課題を持たなければならないという考えのもと,理学療法学科・作業療法学科の全教員が大学院で修士課程を終了し,さらに理学療法学科の教員は全員博士後期課程に進学した.
本校の学生を一言で言えば「正直者」である.福島県郡山市は東北の南に位置し,東京から 300 km の距離にある.未だに東京へ行くことを怖がる学生が多いのが特徴といえば特徴であり,非常に純真である反面,染まりやすい危険性も併せ持っている.授業や普段の会話は,東北地方独特の「お国訛り」そのままであり,他県から来た教員や学生も,いつのまにかその方言に妙な安堵感を感じるようになっていた.
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