連載 私のターニングポイント・第41回
“理学療法士という人”との出会い
桑原 渉
1,2
1東京都立大学人間健康科学研究科理学療法科学域
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.719
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203095
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この機会に,あらためて私の人生を振り返ると,多くの“理学療法士という人”と出会い,その一つひとつがターニングポイントとなっていることに気づきました.
まず,理学療法士を志すきっかけとなった出会いです.高校2年生のとき,私が通う高校の野球部(私はサッカー部)で,OBがトレーナーを務めているということが地方紙に取り上げられました.理学療法士という資格があること,自分の大好きなスポーツに大きく貢献できることを知り,強く惹かれました.野球部の顧問であった担任に紹介していただいたそのOBの方は,県内の理学療法士養成校の3年生であり,当時の私の抽象的な質問に対して,文書で非常に丁寧に回答をくださいました.
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