学校探検隊
自由闊達な札幌医科大学
工藤 千晶
1
,
飯間 祐子
1
,
増田 知子
1
,
吉田 伸太郎
1
,
大岩 正太郎
1
,
小林 匠
1
,
森 鉄矢
1
,
矢幅 圭一
1
,
千葉 活
1
1札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
pp.416-418
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100487
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卒業してからみる医大とは
私たちの場合に限っての話かもしれませんが,本当に札幌医科大学(以下,札幌医大)の「ありがたみ」を実感したのは,卒業して臨床に出てからと言えるかもしれません.言い方は良くありませんが,学生の頃は正直なところあまり考えずに流されている部分もありました.自分の置かれた,恵まれた環境について改めて考えることなどまずなかったといって良いでしょう.
札幌医大には,その知名度のためもあってか,理学療法士(もしくは作業療法士,看護師)を目指す学生が「志」を持って,全国各地からはるばるここ北海道に集まっています.学科(クラス)の人数は決して多くありませんが,毎年バラエティ豊かな顔ぶれとなります.私たちも,クラスメイトとそれぞれの出身地の地域性や個性を感じ,交わらせながら,日々のレポート課題や学外実習などを団結し協力して乗り切ってきました.卒業まで皆かけがえのない仲間でしたし,卒業後もそれは変わりません.
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