オピニオン
検査室の明るい未来をめざして
久保田 勝秀
1
1旭川医科大学医学部附属病院検査部
pp.1084
発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905975
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昨今,多くの先生方や先輩技師から,雑誌などを通して臨床検査技師へのさまざまな提言が寄せられています.その内容の一部を紹介すると,検査の意義と病態との関連を勉強すべし,日常検査データは“宝の山”であり,専門職としての解析力と知識を持つべしなどです.もちろん日臨技会員46,000名のうちには多くの優秀な技師がいることは誰しも承知しているでしょう.ただ,全般的にみた場合,積極的に病態生理とデータ解析に熱意を示す臨床検査技師がさらに多くいることが切望されていると思われます.
どのような職種にも学ぶ努力を続ける人,その反面あまり力が入らない人がいるのは事実ですが,臨床検査技師の場合にはこのギャップが大きいようです.
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