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血清TNFα測定の意義
斉藤 香保里
1
,
渡辺 直樹
1
1札幌医科大学医学部附属病院検査部
pp.135-137
発行日 2000年2月1日
Published Date 2000/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905294
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はじめに
腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor;TNF)αなどの炎症性サイトカインは,異物の進入による炎症や腫瘍局所の監視機構において,生体防御因子として重要な役割を果たしている1,2).しかし,この反応が過剰に発現すると,逆にいくつかの病態を引き起こす可能性が指摘されている.
本稿では,血清TNFα活性の測定法およびその臨床的意義について概説する.
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