日常染色法ガイダンス 組織内病原体の日常染色法—HBs抗原の証明
オルセイン染色
林 湯都子
1
,
打越 敏之
1
1聖マリアンナ医科大学病理学教室
pp.545-547
発行日 1998年6月1日
Published Date 1998/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903432
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
目的
B型肝炎ウイルスのHBs抗原を染める.弾性染色法のオルセインに酸化操作を加えることによりHBs抗原が染まるようになったのは志方(1974年)以来である.
またウィルソン病,原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis;PBC)など,他の肝疾患での銅の検出にも有用である.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.