増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス
7.組織内病原体の日常染色法
d)HBs抗原の証明
オルセイン染色
林湯 都子
,
打越 敏之
pp.777-779
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905888
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目的
B型肝炎ウイルスのHBs抗原を染める.弾性腺維染色法のオルセイン(Orcein)に酸化操作を加えることによりHBs抗原が染まるようになったのは志方(1974年)以来である.
またウィルソン(Wilson)病,原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis;PBC)など,他の肝疾患での銅の検出にも有用である.
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