技術講座 生化学
HCV-RNAの測定
向出 雅一
1
,
吉田 晃
1
,
山内 寿靖
1
,
引地 一昌
1
1(株)エスアールエル遺伝子・染色体解析センター
pp.513-519
発行日 1997年6月1日
Published Date 1997/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903069
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新しい知見
最近,PCRを用いた測定法の弱点であったコンタミネーションの問題が改善され,血清からのRNA抽出の自動化,さらに96穴マイクロタイタープレートを検出に用いるなどの簡略化が進み,精度向上および大量検体処理が可能になりつつある.一方,インターフェロン治療感受性領域(NS5A)のダイレクトシークエンス法による解析が臨床検査センターにおいてルーチン検査として導入されるようになった.
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