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栄養評価の基礎
岩佐 幹恵
1
,
岩佐 正人
1
,
小越 章平
1
1高知医科大学第2外科学教室
pp.250-254
発行日 1997年3月1日
Published Date 1997/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903016
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はじめに
臨床栄養法は1960年代後半から消化器外科領域において研究が著しく進み,現在では外科のみならず他の領域においても基本的な治療法となっている.一方,栄養製剤やカテーテルキットの発達により管理も行いやすくなったため,栄養療法のメリットが強調され,適応診断なしに栄養療法が行われることもある.栄養療法も1つの治療法であり,適切な栄養療法を行うためには適応診断が必要で,そのために栄養評価(nutritional assessment)が行われる.また,栄養状態を把握するためにも栄養評価が必要である.本稿では,栄養評価の基礎知識とその手技について述べる.
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