技術講座 生理
肝細胞癌の画像の読みかた
蒲田 敏文
1
Toshibumi GABATA
1
1金沢大学医学部放射線科
pp.825-829
発行日 1996年9月1日
Published Date 1996/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902871
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新しい知見
最近のヘリカルCTやMRIでは,1回の息止めで全肝を高速に撮像できる.造影剤を急速に静注して行うダイナミックCTやダイナミックMRIにより,小さな多血性の肝癌の検出能が飛躍的に向上してきている.また,MRIの信号強度やCTアンギオグラフィーによる腫瘍の血流の評価により,腫瘍の悪性度の判定まで可能になってきている.
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