マスターしよう検査技術
APTTとPTTの測定法
鈴木 節子
1
1横須賀共済病院中央検査科
pp.347-353
発行日 1996年4月1日
Published Date 1996/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902667
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はじめに
内因系の血液凝固機能のスクリーニング検査として活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time;APTT)が広く普及している.これは,部分トロンボプラスチン時間(partial thromboplastin time;PTT)の変法である.トロンボプラスチンとは,第X因子(F. X)に作用して活性化第X因子(F. Xa)とし,生成されたF.Xaと結合してプロトロンビンをトロンビンにする複合物であるとされている.
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