技術講座 生理
検査機器の接地—機能接地と保護接地
石山 陽事
1
Yohji ISHIYAMA
1
1虎の門病院臨床生理検査部生理学科
pp.337-343
発行日 1996年4月1日
Published Date 1996/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902664
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新しい知見
最近,病院電気設備の安全基準JIS T 1022(1982年制定)の改定案がまとまり1996年度中にも新しい規格が制定される予定である.これによると患者を対象とする生理検査室はむろん,検体検査室,病理検査室でも保護接地設備(3Pコンセントなど)は「設けなければならない」,等電位接地は「必要に応じて設ける」となっている.従来,検体検査室では等電位設備などは病院電気設備の規格に「該当しない」となっていた.
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