増大号 匠から学ぶ 血栓止血検査ガイド
3章 検査プロセス
APTT
涌井 昌俊
1
1慶應義塾大学医学部臨床検査医学教室
キーワード:
内因性凝固能
,
ループスアンチコアグラント
,
ヘパリン療法
Keyword:
内因性凝固能
,
ループスアンチコアグラント
,
ヘパリン療法
pp.956-960
発行日 2023年9月1日
Published Date 2023/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209088
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time:APTT)はプロトロンビン時間(prothrombin time:PT)とともに代表的な凝固スクリーニング検査であり,内因系凝固能を総合的に評価する.因子活性欠乏または因子インヒビターによる内因系凝固異常やループスアンチコアグラント(lupus anticoagulants:LA)の検索,ヘパリン療法のモニタリングに用いられる.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.