技術講座 血液
全自動血液凝固分析装置の原理と使用法
菅野 信子
1
,
北村 聖
2
1東京大学医学部附属病院検査部
2東京大学医学部臨床検査医学
pp.309-317
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902286
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新しい知見
血液止血検査領域における全自動凝固能分析装置の開発は,複雑な反応系と試薬の不安定さなどから,他の分野に比べて遅れていた.しかし,近年,さまざまな方式,原理に基づく測定装置が開発され,測定精度,処理能力のみならず経済性,安全性の要求に応じたものが,市販・導入されるに至っている.
最近は,凝固時間法に加え,合成基質法や,免疫学的測定法も1台に集約され,同時に測定可能な機種が開発され,導入されつつある.
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