増刊号 尿検査法
II.各論
24.尿細胞診
(4)判定の実際・1(良性を中心に)
田中 文彦
1
,
瀬田 章
2
,
石田 剛
3
1帝京大学医学部病院病理部
2東京大学医学部附属病院病理部
3東京大学医学部病理学教室
pp.302-303
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901160
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はじめに
尿細胞診が,尿路系悪性腫瘍のスクリーニングや治療効果判定,フォローアップに欠かせない検査になっていることは明らかであるが,どのような形態学的検査でも悪性に対応する良性の所見が取れなければ,検査の意味がない.本稿では,尿中に出現する正常細胞と若干の良性病変について記載する.
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