病気のはなし 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    弁膜症
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                村田 光繁
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東海大学医学部付属八王子病院臨床検査科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.428-434
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2024年4月1日
                  Published Date 2024/4/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209295
                
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Point
●心臓の弁がなんらかの原因によって機能不全を来した状態が弁膜症である.
●先進国においては,リウマチ性弁膜症は減少し,加齢による動脈硬化性弁膜症が増加傾向である.
●狭窄病変では心腔内の圧負荷,逆流病変では容量負荷を来す.
●薬物療法の基本は心不全に対する治療であり,主に血管拡張薬や利尿薬が用いられる.
●外科的治療としては,弁形成術および弁置換術が施行される.最近,大動脈弁に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)や僧帽弁に対する弁形成術(MitraClip®)が可能となり,外科手術の高リスク症例の治療オプションとなっている.

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