どうする?パニック値 血液
8.APTT延長
松尾 収二
1
1天理よろづ相談所病院臨床病理部
pp.288-289
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100378
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活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time,APTT)は,内因系凝固因子の欠乏や機能異常の把握に有用であり,循環抗凝血素発見の糸口にもなる.またヘパリン治療のモニターにも不可欠の検査である.APTTの延長は出血素因を示す情報であり当然速報の対象となる.
当院の基準
APTT:60秒以上(基準範囲24~38秒).
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