特集 ここまできた 血栓止血検査の標準化
標準化の現状 APTT,APTTクロスミキシング試験
内藤 澄悦
1
1北海道医療大学病院 臨床検査部
キーワード:
Lupus Coagulation Inhibitor
,
部分トロンボプラスチン時間
,
標準化
Keyword:
Lupus Coagulation Inhibitor
,
Reference Standards
,
Partial Thromboplastin Time
pp.247-253
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023304530
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APTTはもっとも一般的な凝固検査の一つであるが,測定試薬の多様性が影響し直接的な標準化が難しく,現時点では試薬特性を評価・表現する方法が検討されている.クロスミキシング試験は,鑑別する病態を考慮しLA感受性の良好なAPTT試薬を用いて,即時反応および遅延反応を行い,視覚的に判定することが推奨される.
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