トピックス
抗凝固療法におけるshared decision makingの実践
矢坂 正弘
1
,
風川 清
2
1福岡脳神経外科病院脳血管内科
2福岡脳神経外科病院脳神経外科
pp.468-471
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208961
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はじめに
ある疾患に対する治療は,患者の同意に基づいて行われる.患者から同意を得るプロセスとして主にpaternalism,IC(informed consent),そしてSDM(shared decision making)が実践されてきた1,2).抗凝固療法の選択においてはSDMが勧められる.ここでは,おのおのの同意取得プロセスを解説し,抗凝固療法の選択においてSDMを考慮すべき理由とSDMの実践を概説する.
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