増刊号 病態別 腹部エコーの観察・記録・報告書作成マスター
Ⅱ 主要疾患別の撮り方および報告書記載
脾疾患
びまん性疾患,腫瘤性病変
中谷 穏
1
1国立病院機構東京医療センター臨床検査科
pp.1038-1044
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208493
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代表疾患
脾に認められる病変としては,脾腫〔肝硬変,門脈圧亢進症,感染症,サルコイドーシスなどの炎症性疾患,白血病,溶血性貧血,ゴーシェ(Gaucher)病などの先天性疾患など〕,嚢胞,梗塞,膿瘍,リンパ管腫,血管腫,過誤種,血管筋肉種,悪性リンパ腫,転移性腫瘍などが挙げられる(表1)1).
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