増刊号 学会発表・論文執筆はもう怖くない! 臨床検査技師のための研究入門
9章 研究のすゝめ
日常業務の問題点から研究への足がかり—市中病院での学術活動
岩田 英紘
1
,
原 祐樹
2
1名古屋第二赤十字病院医療技術部病理検査室
2名古屋第二赤十字病院医療技術部微生物検査室
pp.1046-1052
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208132
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病理検査編 岩田英紘
入職からの経歴(表1)
私は,大学4年生の卒業研究で病理研究室に所属し,主にFISH(fluorescence in situ hybridization)検査や免疫組織化学染色を経験しました.卒業後は大学院の修士課程へ進学し研究に励む一方で,細胞検査士の資格を取得しました.その後現在の職場に就職し,今年で11年目を迎えました.入職直後に病理検査室へ配属され,現在に至ります.入職後,2年目に国際細胞検査士,4年目に二級臨床検査士(病理),7年目には認定病理検査技師の資格を取得しました.
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