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3月頃から新型コロナウイルスの影響を受け,多くの学会や勉強会が中止となっている.初めて学会デビューする予定でワクワクしていた人や,「学会で久しぶりに知人に会えると思ったのに」と,きっとたくさんの人たちが誰かに会えるのを楽しみにしていたんじゃないかなと思う.私も学会や勉強会でしか会えない知人や,現地での初めての出会いなんかをいつも楽しみにしている.しかし,今回の中止や延期は,感染症が拡大しないためには,重要な対策だと思う.「今年の学会は全部中止かな」と思っていたけれど,世の中は変わりつつある! 学会がWeb開催となっている! イマドキ! 確かにWebだと遠方で参加できない予定だった人や,日程が合わなかった人でも参加できるのでメリットも大きいなぁと思う.今回,日本臨床細胞学会でランチョンセミナーをする予定だった柳田.突然,「Web開催です! 収録します!」と連絡が.収録!?
収録当日,座長の先生と小さな会議室で「あ,どうも」と顔合わせ.不思議な感じ.しかも,座長,超大御所の病理医だし! 病理界のレジェンドが柳田の紹介をしてくださり,緊張感倍増.講演の内容は「現在のがんゲノム医療と今後の動向について語る!」って感じの壮大な内容なわけで……ドキドキ.話し始めると,「どこを見ればいいの!? カメラこれか? 声の大きさは大丈夫? どんな感じに映ってるの?」と,こんなことばっかり考えてしまい,余計に緊張が増して言葉も噛み噛み…….昔からのあがり症は,いまでも全くマシにならない(あがり症であることを,いつも誰も信じてくれないのはナゼ?涙).ガッチガチで声も変に高いし,震えてるし,目が泳いでるし,異常なまでの関西なまり……完全に不審者だわ.これ見た人,講演の内容より柳田の様子が気になってしまうだろうなぁと心配.
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