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あとがき・次号予告
矢冨 裕
pp.1244
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207793
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと1年を切った7月末にこのあとがきを書いています.本号がお手元に届くころは,ラグビーワールドカップ2019日本大会で,きっと,日本中が盛り上がっているのではと思います.もともと,日本に在住する外国人,さらには,旅行やビジネスで来日する外国人は着実に増加し,外国人患者の医療ニーズは増していましたが,今後,適切な国際診療の必要性は高まる一方と思います.検査現場においても,生理検査,採血室などで,文化・習慣が異なる外国人患者への適切な対応が求められますし,さらには,検査の内容においても,感染症関連をはじめとして特化したものが求められると思います.検査に携わる者にとっても,国際診療という観点はますます重要となり,今後の本誌の紙面構成を考えるうえで,考慮していきたいと思います.
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