増刊号 エキスパートが教える 心・血管エコー計測のノウハウ
2章 血管エコー
下肢動脈
八鍬 恒芳
1
1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部超音波室
pp.448-459
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207523
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Key Point
1.下肢動脈血流波形
①収縮期加速時間,②波形パターンの分類(Ⅰ〜Ⅳ),③収縮期最高血流速度
・パルスドプラにて総大腿動脈.膝窩動脈,後脛骨動脈.足背動脈の血流波形を捉える.
・得られた各部位の血流波形から,収縮期加速時間(AT),収縮期最高血流速度を計測する.部位によって波形パターンの分類を行う.
・ATの延長や波形パターンの変化が計測部位で認められたら,その計測部位より中枢側で狭窄・閉塞の有無を疑う.
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