増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド
3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意
抗体(選択)
丸 喜明
1
,
柳田 絵美衣
2,3
1千葉県がんセンター研究所・発がん制御研究部
2慶應義塾大学医学部病理学教室
3慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
pp.1040-1045
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207346
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よい抗体の条件は“高感度・高特異度”そして“扱いやすさ”!
現在の病理診断において,免疫染色は組織型鑑別や治療薬の効果予測などを行ううえで欠かすことのできない技術である.したがって,目的とする抗原に対する適切な抗体を選択することが重要である.本稿では抗体の“感度・特異度”と,扱いやすさにかかわる“動物種”について解説する.
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