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多発性骨髄腫におけるマルチパラメーターFCM-MRD解析
名塚 隆
1
1医療法人鉄蕉会亀田総合病院臨床検査部
pp.741-744
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207257
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はじめに
多発性骨髄腫(multiple myeloma:MM)は形質細胞が腫瘍化したものであり,血清および尿中に単クローン性免疫グロブリン(M蛋白)が増加し溶骨性病変,貧血,腎障害などを呈する疾患である1).近年MMの治療評価を目的としたマルチパラメーターフローサイトメトリー微少残存病変(flow cytometry-minimal residual disease:FCM-MRD)解析が注目されている.
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