技術講座 病理
シリーズ 膵EUS-FNA・1
—step up編—膵EUS-FNAの標本作製方法
米田 操
1
,
金山 和樹
1
,
松田 知世
2
,
今井 裕
3
,
白石 泰三
3
1鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療栄養学科臨床検査コース
2三重大学大学院腫瘍病理学
3三重大学医学部附属病院病理部
pp.534-540
発行日 2017年5月1日
Published Date 2017/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206846
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Point
●肉眼的所見は,黄白色透明検体,茶色検体,血液検体の3種類に大別することができる.
●超音波上,腫瘍内に穿刺針を挿入して穿刺しても,腫瘍細胞が採取できるとは限らない.
●穿刺ごとに細胞塊を選択的に採取して,オンサイトでDiff・Quik染色の細胞所見を内視鏡医に報告することが,診断率向上につながる.
●膵腫瘍で標本作製の方法が異なる.
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