増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques
Situation 3—結果と報告
髄液検査
迅速報告!! 髄液検査のパニック値
奈良 豊
1
1埼玉医科大学総合医療センター中央検査部
pp.404-407
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206809
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Quality Controlのために
・髄液検査は一般検査での検査報告が中枢神経系疾患の治療診断に結びつく重要な検査であり,特に細菌性髄膜炎は早急な治療が必要となるため,正確性と迅速性が必要である.
・病初期に細菌性髄膜炎でも単核球優位やウイルス性髄膜炎でも多形核球優位の場合がある.
・疾患によっては細胞数,細胞分類,臨床化学検査が乖離する場合があるので注意する.
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