増刊号 一般検査ベーシックマスター
第2部 一般検査の「質」を保つTips&Techniques
Situation 1—検体採取から検査まで
寄生虫検査
便を適切に採取する—寄生虫検査
福富 裕之
1
1株式会社昭和メディカルサイエンス検査部
pp.293-295
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206778
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Quality Controlのために
・寄生虫検査では細菌検査よりも使用する便量が多く,検査の目的により量も異なるので,量不足にならないように適正量を採取する.
・原虫の栄養型を検出するためには,できる限り新鮮な便を用いる.
・便のなかからは蠕虫類の虫体が検出されることもあるので,必ず肉眼による外観の観察を行う.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.