連載 やなさん。・5
激震! 命がけ?流氷と超寒中水泳大会
柳田 絵美衣
1
1神戸大学医学部附属病院病理部先端組織染色センター(KATS)
pp.433
発行日 2015年5月1日
Published Date 2015/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205920
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「この先の人生において,今この瞬間が一番若いんだ! そう……今,できないことは,この先もっとできなくなる……よし! 流氷だ!」仕事のパートナーである後輩“今川”に向かって叫んだ.「え……やなさん……流氷っすか?」少し戸惑ったが,今川は大声で「流氷だぁ!!」と拳を天にかざした.さすが私の相棒.とっても柔軟.
そんな始まりで,やって来ました,知床ウトロ! 神戸から計8時間.たどり着いたウトロは夜……「何も見えねぇ.流氷はどこだ!」と不安のなか,就寝.翌朝は思い切り快晴! 「ここ最近,快晴は珍しいぞ」と現地の人に言われた.そう,柳田は激烈晴れ女なのだ! ドライスーツを着用し,いざ流氷へ.Yeah!! 海一面,氷! なんて壮大! 空の青さと流氷の白さが実に美しい.
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