技術講座 病理
血球と電子顕微鏡3—所見のとりかた
丹下 剛
1
,
山崎 家春
2
,
岩坂 茂
1
,
堤 嘉隆
1
1東京大学医学部病理学教室
2三井記念病院中央検査部
pp.1348-1352
発行日 1988年11月1日
Published Date 1988/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205487
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サマリー
走査型電顕(SEM)と透過型電顕(TEM)によって観察した正常および血液疾患の血球像を示し,その主要所見を解説した.写真は成熟球のものは正常人から,未熟細胞のものは主に白血病症例からとったが,これも日常検査の状況を反映している.SEMの表面像とTEMの内部構造を見比べると,血球の全体像をある程度理解いただけたと思う.
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