技術講座 病理
血球と電子顕微鏡1—構造と基本操作
山崎 家春
1
,
岩坂 茂
2
,
堤 嘉隆
2
,
丹下 剛
2
1三井記念病院中央検査部
2東京大学医学部病理学教室
pp.1166-1170
発行日 1988年9月1日
Published Date 1988/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204708
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サマリー
この講座は電子顕微鏡(electron microscope;EM)を使用して初めて血液細胞の研究をしようとする人たちへの入門編を3回に分けて行う.したがって,初回は血液細胞の観察によく使われる電顕とはどんなものかを説明し,その原理と特徴などを記載する.次回は,血液細胞の一般的電顕標本作製までの過程や一部免疫電顕への応用を示す.最後に,電顕で観察,撮影した血液細胞の電顕写真を掲載し説明を加える.
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