技術講座 生化学
ヘモグロビンA1cの測定とその問題点
横田 厚彦
1
,
溝口 香代子
1
1慶応義塾大学病院中央臨床検査部
pp.1061-1065
発行日 1988年8月1日
Published Date 1988/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204676
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サマリー
グリコシル化ヘモグロビン(glycosylated hemogrobine;糖化Hbと略)は糖尿病の比較的長期の血糖コントロール状態を反映することから,測定の臨床的意義が高く,また原理の異なる多くの測定法が開発されている.ここでは,これらの測定法については特徴点を簡潔に述べ,主として高速液体クロマトグラフィー法(HPLC法)について概説した.
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