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大動脈脈波速度(PWV)
竹内 光吉
1
1東邦大学大森病院中央検査部
pp.1220-1221
発行日 1987年10月1日
Published Date 1987/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204299
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高齢化社会が進むにつれ,動脈硬化症の診断,予知手段の開発がきわめて重要となる.しかし,心電図,血圧,血清脂質,眼底などの検査は間接的,定性的な判定にとどまり,動脈壁そのものの硬さを知りえる検査法とはいえない.そこで,長谷川らは血管物性の非観血定量的検査法として,大動脈脈波速度法(aorticpulse wave verocity;PWV)を開発し,基礎,臨床,疫学と多方面にわたり研究を行い,臨床検査法として確立してきた1〜7).
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